これは、私と母の「よくある母娘のしょーもない小競り合い」を見た叔母がちょっとカチンと来て私に対して言ってしまっただけで、叔母だけが悪いのではない。…という前置きをした上で、忘れられない出来事があります。
親戚の集まりの席で、叔母にこう言われました。
「トウカちゃんはいいわね。いつも好きな時に起きて、好きなものを食べて、好きなことをして暮らしているんだもんね。お洗濯やお皿洗うのだって一人分でいいもんね」 …と。
当たり前だけど「私さん」が頑張ってくれないと着る服だってないし、食料だってありません。正直、それが一人分だろうが、二人分だろうがそんなに大きい差は無くないですか?(小さい子供がいれば大変だとは思うけども)むしろ、一人暮らしってコスパ悪いなといつも思っているんですが…。
家の鍵を無くして頭の中が真っ白になった時とか、病院の検査で衝撃の診断結果が出た時一人で抱え込んだ時は、どんなにつらかったことか。
最初はあっけにとられて何も言い返せなかったのですが、その言葉はじわじわと頭の中に広がり、今でも時々思い出してはモヤモヤしてしまいます。
おそらくですが、叔母の若かりし頃の時代って結婚して家を出て行くというパターンが多いので「一人暮らし」というものを一度もした事がないのかもしれません。
結婚は一人ではできません。
でも、一人暮らしは既婚の方でも、やろうと思えば一人で体験できることです(極論ですけど)。そんなに羨ましいなら、一度やってみれば?と思ってしまいます。
まぁ、その場合も私が今まさに体験している「一人暮らし」とは厳密には異なる事になりますが。
テレビで熟年主婦が一人暮らしを始めて快適~!って言ってるのを見たことがありますが、それはパートナーや子供も居る環境の一人暮らしだから楽しめるんだと思います。
それは「一人暮らし」と言うよりただの「別居」なんですよね。
私からすれば、何か困ったときにすぐに支え合える家族がそばにいることの方が、よっぽど羨ましいです。…これもまた、私がその生活を体験したことがないから、そう思うだけなのかもしれませんが。
最後に一つ。
時々「実家住みの独身」と「独身の一人暮らし」を混同して羨ましがる人がいますが、その二つは全くの別物です。羨ましがるなら、ぜひそこをちゃんと区別してからにしてほしいな、と思っています。


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